2024年度新卒採用がまもなくスタートします。SIEで働く魅力や選考の内容など、就活生の皆さんが気になる質問について、SIEの採用チームに聞きました。

SIEで働く魅力について教えてください。

鷲野
ハードウェア・研究開発・IT&セキュリティ、デザイン採用担当、国内インターンシップ担当

鷲野:世界中の人々にエンタテインメントを届けるPlayStation®というプラットフォームに携われることが、やはり一番の魅力だと思います。新プロダクトのリリース時は緊張感もありますが、社内全体が一丸となって盛り上がります。そして一緒に働く個性豊かな社員も魅力の1つですね。SIEでは仕事も人生も楽しんでいる人がたくさんいます。私はもともとPlayStationのファンでしたが、まさか自分がその現場で働くとは思ってもいませんでした。選考を通じてPlayStation だけでなく、SIEで働く社員のファンになったことを今でも覚えています。

理系の皆さんへお伝えしたい魅力としては、PlayStationプラットフォームという、ハードウェアからOS、サーバー、クライアント、アプリケーションなど全てを自社開発している珍しい会社で、広範囲な技術を習得できることですね。多種多様な言語や知識を習得した技術力の高いエンジニアがたくさんいます。 世界中のユーザーに感動や面白さ、驚きを提供しているプロダクトを支える、長年積み上げてきた技術の集合体に触れられること、その進化の一部に携わるという体験はグローバルなエンタテインメント企業で働いている醍醐味だと多くのエンジニアが語っています。

池谷:私自身2021年4月に新卒でSIEに入社したのですが、SIEには「好き」をもっている社員が多いことに驚いたことを覚えています。ゲーム好きはもちろん、アイドルや音楽が好きな人、スポーツやヘッドホンなどのガジェットなど、対象こそさまざまですが自分の「好き」という感情を大事にしている社員が大勢いると感じています。そして、それを隠すことなくありのままの自分でいられる環境がSIEにはあります。採用HPのファッション図鑑を見ていただいても、服装は十人十色ですし、一人ひとりがありのまま働いている様子が伝わると思います。OB・OG訪問も活用して、SIEにはどのような人が多いのかぜひ知っていただきたいですね!

また、若手でもチャレンジできる風土があることもSIEで働く魅力の1つだと思います。私も入社2年目でありながら、全社イベントでバイリンガルの司会を担当したり、インターンシップの運営に深く関わったり、プロジェクトの第一線に立たせてもらうことが多いです。「まだ2年目で経験が浅い」と、意見を聞いてもらえないといった懸念も全くなく、一人の個として意見や意思が尊重されていると感じますし、上司や職場の同僚との関係もフラットで話しやすいです。「出る杭を伸ばす」スタートアップマインドに満ちた社風と言われることもあり、やりたいことがある人は快くチャレンジを後押ししてもらえる環境だと思います。

池谷
ソフトウェアエンジニアリング、グローバル採用担当
桜井
ゲームスタジオ、新卒オンボード担当

桜井:社内はエンタテインメントが大好きな人達で溢れています。ゲームはもちろん、映画や音楽など、自分の推しやこだわりについて語り始めたらきりがありません。ゲームエンタテインメント業界は多くのビジネスチャンスや可能性を秘めているのも大きな魅力だと感じています。最近では数多くの受賞歴を持つゲーム開発スタジオ「Naughty Dog」が手がけた人気ゲームタイトル『アンチャーテッド』が、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)とのコラボレーションで映画化されました。また、オランダの開発スタジオ「Guerrilla」の手掛ける『Horizon Forbidden West』を通じて、後世のために地球環境の改善を目指すユーザー参加型の環境保護活動を世界各地のパートナー様とユーザーの皆さんとともに展開しています。こういったプロジェクトに関われるのもSIEに入社する見どころです。

SIEの求めている人材像について教えてください。

風間:SIEでは2022年に、創業以来脈々と受け継いできたSIEの価値観(バリュー)を改めて定義しました。それが、PASSIONATE(熱い想いを胸に)、TRAILBLAZERS(道を切り拓く者たち)、ONE(ワンチーム)、の3つです。この3つは等しく重要で、どれか1つでも欠けていると成立しません。SIEに入社される方には、この3つのバリューに深く共感いただける方であってほしいと思いますし、入社後は自分の所属するチーム、また関係者との間で積極的にこれらを体現し、私たちのカルチャーを更に強く発展していっていただくことを期待しています。

ちなみに、私が最も好きなバリューはPASSIONATE(熱い想いを胸に)です。PlayStationはソニーグループ内の社内ベンチャーとしてスタートしました。誰かから指示されたわけでもなく、コンピュータゲームの世界を変えたいという気概を持ったメンバーが数人集まり、有志で研究を始めたのが始まりです。そして、いまでは全世界で1万人を超える社員が同じ情熱を持ってPlayStationビジネスを支えています。モノに限りはありますが、好奇心や志に限りはありません。これこそが、私たちのビジネスをドライブする原点だと信じています。

また、多様性への理解も非常に重要です。これには2つの側面があります。1つは、私たちがサービスを提供するユーザーです。月間アクティブユーザー(MAU)が1億人を超えるPlayStationコミュニティは多様性に満ちており、私たちは多様なユーザーの嗜好や期待を正しく理解することが求められます。もう1つの側面は同僚です。私たちは国や地域をまたいで組織・チームを構成しています。そのため、自然と様々な個性や属性を持った同僚に日々囲まれながら仕事をしています。自分とはバックグラウンドや価値観が異なる人たちと働くことに喜びややりがいを感じ、互いに刺激しあえる環境を求める方ほど、私たちにフィットすると思います。

最後に、SIEでは創業時から「自分のキャリアは自分で築く」がモットーです。いわゆる「配属ガチャ」はなく、自分の夢や目標に向かってまっすぐに挑戦できる環境があります。そのため、自分のやりたいことや目標をきちんと言語化できる方、それらを同僚や上司にロジカルに説明し、実現に向けて関係者を積極的に巻き込んでいける方をお待ちしています。

風間
担当部長(採用、人事企画)
2007年ソニー株式会社(現ソニーグループ株式会社)入社。プロフェッショナルソリューションサービス事業の人事を担当し、2010年より本社で報酬·労務関連の業務を担当。イギリスへの海外赴任を経て、2017年よりソニー·インタラクティブエンタテインメントにて人事全般のマネジメント業務に従事。

選考コースが多くて迷いそうです。

葛西:よく聞かれる質問です。とくに技術系コースについては、専攻が異なると内定しづらいと思っている方も多いようですが、やりたいことにチャレンジしてもらうことが重要だと考えています。学生時代の専攻や研究とSIEでの業務が異なる社員も多く、生物や化学、農学専攻などからSIEの技術職に就き活躍している社員もたくさんいます。入社後に新しく学ぶ技術やスキルも多いので、技術を学び続ける興味や想いも重要視しています。SIEには様々な専攻の方に活躍してもらえるフィールドがあります。

最後に、この記事をご覧の学生の皆さんへメッセージをください。

梁:ゲームやエンタテインメントが好きな方であれば、その好きな気持ちを業務に100%注げる環境だと思います。日本のDNAが刻み込まれているプロダクトを通して、世界中に大きなインパクトを与え続けられるチャンスがSIEにはあります。

まだまだ伝えきれていない魅力については2月1日にリニューアルされる採用HPや採用イベントでぜひご確認ください。採用HPではオフィス環境やSIEらしい福利厚生など、より多くの情報を公開して見ごたえのあるコンテンツを増やしていく予定です。ワクワクする環境でプロフェッショナルとしても人としても成長したい方のご応募を、社員一同お待ちしています!

葛西(左)、池谷(中央)、梁(右)
採用HPチーム