今年で4年目を迎えるソニーグループの1億USドルの「Global Social Justice Fund(グローバル・ソーシャル・ジャスティス・ファンド)」は、人種差別是正に向けた取り組みや、教育や育成機会の支援を通じて、ソーシャル・ジャスティス(社会正義)および人権保護の援助を世界各地で継続的に行っています。このファンドを通じて、ソーシャル・ジャスティスのコミュニティパートナーに加え、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカ、 ソニーエレクトロニクス、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)、ソニーミュージックグループ、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントなどソニーグループ各社が一丸となり、地域社会との関わり、刑事司法の改革、教育、ダイバーシティといった領域における課題の解決に向けて社会貢献に取り組んでいます。

SIEは、平等な権利と機会に満ちた社会の実現に向けてソニーグループ各社とともに邁進してきました。2023年のSIEの取り組みと本ファンドのパートナー企業、ソニーグループ全体の取り組み、そしてこれまでの成果などの詳細は、「2024年Global Social Justice Impact Report」(英語のみ)をご覧ください。

SIEは本ファンドの一環として、ゲーム業界内外の人種差別是正を推進するため、総額1,700万USドル以上の支援を行っています。私たちは、地域、国、世界規模の様々な組織と強力なパートナーシップを結び、ゲーム業界の多様化に注力してきました。例えば、米国のサンフランシスコ・ベイエリアを拠点とするNPO団体 Gameheadsと手を組み、活躍の機会が十分に得られていないサンフランシスコ周辺にいる若く意欲的な学生ディベロッパーたちを対象に、彼らが将来テクノロジーおよびゲーム業界でキャリアを築けるようにゲームデザイン、開発、DevOps(開発・運用の仕組み)などのトレーニングを行なっています。私たちは、本ファンドそしてSIEの社員ネットワーク(eNet)である「Unidos@PlayStation」「Black@PlayStation」「API@PlayStation」の支援のもと、Gameheadsと一緒に、有望な学生たちにさまざまな機会を提供するとともに、ゲーム業界の多様化を図り、次世代の人材育成に向けた取り組みを継続しています。

さらに、本ファンドの活動の一環として、少数派グループに属する人たちへの機会提供や、歴史的に不利な立場に置かれてきたコミュニティに対する教育やキャリア形成のサポートを行う組織を支援する「PlayStation キャリア・パスウェイ・プログラム」も発足しました。2023年秋には、数年間に渡って提供されるキャリア準備プログラムにジャッキー・ロビンソン財団University of Southern California (USC) Gamesの学生26名を、第1期パスウェイ奨学生として迎えることができました。2024年秋には、UNCF(United Negro College Fund)もパートナーに加わり、3つの団体から第2期の奨学生を迎える予定です。本プログラムの参加学生は、ゲーム業界のキャリアについてより深く学ぶとともに、SIEの社員からコーチングや人脈を広げるためのアドバイスを受けたり、ゲーム開発ビジネスの内側を直接体験することができます。また、ゲーム業界での就職への準備として、学費に充てることができる奨学金も受給できます。

SIEはソーシャル・ジャスティス・ファンドの使命に引き続き精力的に取り組み、参加する学生の皆さんやパートナー組織と協力しながら、今後もゲーム業界全体の公平性の推進と帰属意識の向上を目指していきます。そして、Gameheads、ジャッキー・ロビンソン財団、University of Southern California Games、UNCFをはじめとする素晴らしいパートナー組織(英語のみ)と共に、これからも人種差別是正そしてゲーム業界の未来を担う多様性豊かな人材の育成に励んでいきます。

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