Gameheadsの学生たちがゲーム開発ビジネスの裏側を体験
進歩の力: 社員ネットワークとソーシャルインパクトチームが連携し、ゲーム業界の多様化を推進
およそ1年にわたる計画期間を経て、ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン(DEI)チームのソーシャルインパクトメンバーとさまざまな社員ネットワーク(eNet)の代表者たちが協力し、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のソーシャルジャスティスファンドパートナーであるGameheadsをSIEのサンマテオ本社に招き、社内のプライベートツアーを開催しました。
米国のサンフランシスコ・ベイエリアを拠点とするNPO団体Gameheadsは、SIEと長期的なパートナーシップを結んでおり、PlayStation Studiosの社員数名はGameheadsが実施しているプログラムのメンターやアドバイザー役を務めています。Gameheadsは、歴史的に恵まれない環境におかれてきたコミュニティーの若く意欲的な学生デベロッパーたちを対象に、ゲームデザイン、開発、DevOps(開発・運用の仕組み)を通じて、彼らが将来テクノロジーおよびゲーム業界でキャリアを築けるようにトレーニングを行なっています。
eNet(Unidos@PlayStation*、Black@PlayStation*、API@PlayStation*)のメンバーたちとDEI ソーシャルインパクトチームが力を合わせ、今回のプライベートツアーを実現しました。このイベントは、ゲーム業界の多様化を推進するために開催され、次世代の才能ある学生たちがゲーム開発現場の日常業務を見学し、体験できる機会を提供しました。参加した学生は、PlayStation Studiosのメンバーがゲーム業界において遊びの限界を超えるために重ねている努力を肌で感じることができました。
*Unidos@PlayStationは、ラテン・ヒスパニック系コミュニティー内のさまざまなアイデンティティと文化の違いについて社員の認知度の向上に取り組みながら、ラテン・ヒスパニック系の社員にとって働きやすく、楽しい職場づくりを推進しています。
*Black@PlayStationは、黒人またはアフリカ系の社員のインクルージョンと成長を推進しています。
*API@PlayStationは、アジア・太平洋諸島(API)の文化や体験の認知度を向上し、ダイバーシティ、インクルージョン、スキル開発を推進しながら、APIコミュニティーの社員が安心して働ける場を提供しています。
ボランティアの社員たちが主催したSIE本社のツアー
ツアーは午前中のプログラムと、eNetおよびソーシャルインパクトチームの代表者たちによる挨拶から始まりました。その後、学生たちはサンマテオのキャンパスを案内され、さまざまな部署に所属する社員や、ミュージック、ユーザーリサーチなど、PlayStation Studiosのあらゆるチームの紹介を受けました。
ミュージックスタジオでは、PlayStation Studiosのプロダクションコーディネーターがリアルタイムで楽曲を編集する様子を見学しました。また、PlayStation Studiosのプロジェクトマネージャー 兼 アクセシビリティリサーチャーから、プレイヤーの行動、動機、ニーズを読み解くプロセスについて学びました。
ツアー終了後、学生たちはさまざまな部署に所属するSIE社員によるトークイベントに参加しました。ゲーム業界またはSIEに入社した経緯など、イベントの登壇者たちはそれぞれの経歴や、日々の仕事とSIEのカルチャーにおけるダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン、ビロンギング(帰属意識)の重要性などについて語りました。トークイベントは質疑応答で締めくくられ、キャリアやトレーニングに関する質問が多く寄せられました。イベントの最後には、ネットワーキングのための交流会が催され、学生たちはSIEの社員と1対1で面会し、キャリア指導やアドバイスを受けることもできました。
今後も、Gameheadsの最新情報や、SIEのPlayStation Career Pathways奨学生を迎える様子など、DEIやソーシャルジャスティスに関する取り組みのアップデートをお伝えしていきます。
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