ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)の今夏期インターン生は、私たちのコアバリュー「熱い想いを胸に」と「道を切り拓く者たち」を体現し、デジタルとインタラクティブメディアの領域で「遊びの限界」を超えようとしています。彼らの素晴らしい活躍について、連載でご紹介します。

第一弾は、世界中でさまざまな成果を挙げている4名の輝かしいグローバルインターン生です。カナダのウォータールーオフィスのRachel MaさんとCeleste Luoさん、そして日本の東京オフィスの池田楓香(いけだ・ふうか)さんとフィリップス・マックスさんは、ゲーム業界の先端でそれぞれ独自の視点やクリエイティビティを発揮しています。本記事を通じてその様子をぜひご覧ください。

SIEのインターンシップに参加することになったきっかけについて教えてください。

Rachelさん: 私がSIEのインターンシップに応募した動機は、最先端のゲームコンソールの開発と最高のユーザー体験に力を注いでいる SIEの熱意に感銘を受けたからです。熟練のソフトウェアスペシャリストチームの下で勉強し成長できることがとても楽しみと感じました。このような経験豊富なプロフェッショナルのみなさんと仕事をする機会はとても貴重な体験だと思いました。

Celesteさん: グローバルでクールなブランドであるということはもちろんの理由ですが、過去のインターン生からSIEのインターン生として楽しい思い出がたくさんできたという口コミを聞いていたのも参加しようと思った理由の一つです。私はディベロッパーを支えるサポート役として採用されていますが、プロセスの自動化と、さまざまなテクノロジーを駆使する機会に惹かれました。たくさんの方に支えられる環境で成長できる絶好のチャンスだと思いました。

楓香さん: 前からエンタテインメントの力、そしてその体験がもたらす可能性に惹かれていて、身につけたエンジニアのスキルと自分の将来像を結びつける最高の場だと思いました!過去のインターン生からもリーダーシップなどのスキルを伸ばせ、成長できるプログラムだと聞き、さらにハードとソフトのスキルを両方育むことを重要視している風土は魅力的だと感じました。

マックスさん: 身近な人も含め、SIEは多くの人への影響を与えられることに惹かれて応募しました。私の書いたコードが多くの人に影響を与えられ、人々をつなぎ合わせ、最終的には笑顔を届けられるような会社を探していたので、このインターンシップに魅力を感じました。また本プログラムを体験した高校の先輩にも評判がよく、応募するよう勧められました。

インターン生として1日の過ごし方について教えてください。

Rachelさん: 私の1日はまずメンターとの打ち合わせから始まることがほとんどです。打ち合わせではその日のタスクについて共有し、その日の必要項目と目的を確かめたりすることをしています。毎日行われるチームの定例会議では各メンバーの予定表を見ながら各自の進捗を共有します。午後からは自分のプロジェクトに集中する時間を設けていて、コーディングやリサーチ、レポートをまとめるなどの作業をしています。

Celesteさん: オフィスはウォータールー市のアップタウンにあり、市内の交通機関であるIONライトレールで最寄り駅まで通勤し、徒歩数分でオフィスに着きます。マグカップにお湯を用意し(お茶、コーヒーや他の飲み物も用意されています)チームメンバーと少し雑談後、いよいよ仕事を始めます。ランチはケータリングが用意され、みなさんとよくキッチンで食べます。インターン生仲間に加えSIEのみなさんとの会話のはとても楽しいです。午後は打ち合わせやスタンドアップミーティングが入ることも多いです。このプログラムやオフィス全体が主催するボードゲームなどの交流イベントもたまにあります。仕事を終えた後は、ときにはインターン生仲間と一緒にIONに乗って帰宅します。生産性が高く充実した日々を過ごしています!

楓香さん: 私の1日は東京の通勤ラッシュから始まります。一つの車両にどれだけたくさんの人が乗り込めるか今になっても慣れません。オフィスに着きチームメンバーと会うのが毎日の楽しみです。午前中はほとんど各自のタスクに集中する時間帯ですが、ランチタイムでは会社の食堂でみなさんと一緒に食べるようにしています。アジャイル・スクラム開発の勤務体制なので、午後からはチームのスタンドアップミーティングで自分の仕事の進捗報告会があります。他のスクラム作業の会議や、メンターとの個別ミーティングも午後から入る場合もあります。会社のメンバーの交流を深めるための仮装パーティなどのイベントや、「アンカーデイ」という出社奨励日もあり、オフィスでお菓子や飲み物も用意されるイベントに参加することもあります。

マックスさん: オフィスに着くと午後から毎日行われるスクラムミーティングに備え、まずは自分の仕事の進捗をまとめるようにしています。毎週水曜日のアンカーデイの午前11時からは無償でお菓子が提供され、インターン生仲間と一緒に食べに行くのが恒例になっています。少し休憩した後はまた仕事に戻り、ランチタイムにはまたインターン生仲間と集まり一緒に食べることが多いです。毎日行われるチームのスタンドアップミーティングでは各自の進捗と成果を共有し、直面した問題を話し合う場合もあります。また退勤前にはメンターとの個別ミーティングも行っています。

所属チームについて教えてください。

Rachelさん: 私のチームは緊密に連携しながらペースの速い開発をする環境だと感じています。発生する問題やチャレンジについて全員が共有できる風通しのいいチームで、問題について全員でブレストして解決策を探します。インターン生として、とてもサポートに恵まれているなと感じる環境で、チームと話しやすく、何かにつまづいた時に助けてくれます。

Celesteさん: 私が所属しているのはDevOpsチームの1つで、開発者のリポジトリからユーザーのコンソールにコードを更新するシステムとプロセスに注力しています。チームのみなさんは仕事熱心でリラックスして働いています。チーム内は今ジャグリングがブームになっています。

楓香さん: 私のチームは多様性に溢れ、さまざまなバックグラウンドや経験を持った人たちが集まっています。そのおかげで幅広い視点がもたらされ、ブレストの際にはたくさんのアイデアがあり、新しい考え方を吸収できる環境です。仕事外でも交流を深める機会が多く、チームワークを高めるような組織でもあります。

マックスさん: 私のチームはモチベーション高くとても楽しいメンバーの集まりで、仕事内外についての熱い議論を繰り広げることがよくあります。働きやすくて居心地いい環境に恵まれ、チームのみなさんにとても感謝しています。さまざまな交流イベントも開催され、インターン生同士で仲良くなれる機会があります。また、私たちの多くは会社から提供された社宅に住んでおり、毎日10時間以上共に過ごすうちに、とても仲良くなっています。そのおかげで一緒に仕事する楽しさが倍増しています!

携われるプロジェクトについて教えてください。

Rachelさん: 私はPlayStation 5の購入体験にフォーカスした専門チームの一員です。具体的には、ユーザーのみなさんが、ウェブブラウザーや、PlayStation Appなど経由で、スムーズに購入できるような購買フローの実装と細かな改善とサービス維持に注力しています。

Celesteさん: DevOpsチームの仕事は、一つのアプリに集中するというよりは、幅広いツールやプロセス、そしてテクノロジーに触れることが基本です。一つのプロジェクトのみに携わることはなく、スプリント単位で仕事を任されます。パイプラインやライブラリのアップデートから、単調な作業を自動化するためのクライアントAPI、ワークフローのデザインと開発など、多岐にわたるプロジェクトに携わってきました。DevOpsの軸となるさまざまなインフラやテクノロジーに触れることができ、この仕事の仕方はとても楽しく気に入っています。スプリントごとに全く仕事が変わるのです!

楓香さん: 私はPlayStationコンソールのプラットフォーム体験を取り扱うネットワークプラットフォームエクスペリエンス(NPX)チームで働いています。私が担当しているプロジェクトについては具体的に話せないのですが、PlayStationユーザーのみなさんのユーザーエクスペリエンスを向上させるべく毎日努力しています!

マックスさん: 私はNPXのプラットフォームエンジニアリング部門の一員で、PlayStation 5上で機能するソフトウェアの開発に携わっています。プロジェクトの詳細は守秘義務があるのですが、PlayStation Networkをより魅力的で柔軟なプラットフォームにするための機能に取り組んでいます。

SIEでのインターンシップを検討している人に向け、アドバイスをお願いします!

Rachelさん: SIEでは、たくさんの才能溢れる情熱的な人々に囲まれます。私からのアドバイスは、その環境を最大限に活かすことです!臆病にならずにどんどん質問をするのが一番はやく学んで成長する方法です。そして、少し難しそうなプロジェクトにもチャレンジしてみてください。自分が心地よい環境から一歩踏み出してみると、いろいろな学びがあります。

Celesteさん: 今の仕事では、Jenkinsパイプラインを多用しますが、インターンシップ前まではJenkinsパイプラインについて何も知りませんでした。何が言いたいかというと、仕事をして手を動かしながら学ぶことができるので、最初から諦めないでください!私は、レジュメや面接では自らDevOps関連の仕事への適性と、自動化やさまざまな技術への興味をアピールし、今に至ります。

楓香さん: NPXプログラムに応募するみなさんへのアドバイスは、ありのままの自分を表現することです!面接では、コーディング試験の結果やレジュメだけでなく、自分のことをいろいろな角度からアピールしてみてください。嘘偽りのない、ありのままの、素晴らしい自分に自信を持ってください!

マックスさん: JavaScriptの基礎知識は役立つかもしれませんが、私の場合は周りのチームメンバーが色々と教えてくれたので、うまく仕事を進めることができました。とにかく、恐れずにまずは応募することが大事です!

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