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『Dreams Universe』でニュージーランドのビーチ清掃

海洋ごみやプラスチックは世界中のビーチや沿岸、海洋に悪影響を及ぼしている問題のごく一部にすぎません。ニュ―ジーランドのチャリティ団体Sustainable Coastlineは、プレイステーション®4(PS4®)用ソフトウェアタイトル『Dreams Universe』を活用し、海洋ごみの問題に関するユーザーの皆様の認知度の向上を図る取り組みを実施しています。同団体との直近のパートナーシップについて、『Dreams Universe』を制作したゲーム開発スタジオMedia MoleculeのスタジオディレクターであるSiobhan Reddyが語ります。

■Media Moleculeスタジオディレクター Siobhan Reddy

初めてのかたちのパートナーシップ

『Dreams Universe』で制作され、PS4®でプレイできるゲーム『Pick Up Quick!』は、Sustainable Coastlines のLitter Intelligence Projectの一環としてローンチしましたが、Media Molecule が外部の団体とこのような形でパートナーシップを結ぶのは初めてのことでした。本作はニュージーランドのTokahaki PointとTahunanui Beachを主な舞台に、Kiwi Beachにおけるごみ問題に焦点を当てたもので、ユーザーの皆様にその問題に取り組む市民科学者になってもらうよう設計されたものです。

Pick Up Quick!』チャレンジ

ゲームの目的は捨てられたごみを探し回り、45秒間でできるだけごみを集めることです。ゲームのステージは現実世界のTokahaki PointとTahunanui Beachを忠実に再現しており、地元の方にとっては馴染み深い風景となっています。ユーザーの皆様に海洋汚染の実態を伝え理解を深めていただくため、海岸で実際にごみ清掃した際のデータを使用しており、ユーザーの皆様は自身がゲーム内で拾ったごみと現実世界で拾われているものを比べることができます。

コミュニティによるコミュニティのための制作

Media Moleculeの『Dreams Universe』を開発したメンバーの知見を借りながら『Pick Up Quick!』の制作をリードしたのはNorth CanterburyでSchool administratorとして働く25歳のStacey Bartlettさんです。その制作過程では英国に拠点を置くゲーム開発のエキスパートが、Staceyさんにヒントやアドバイスをおくりました。長年プレイステーションのファンであり、サステナビリティへの意識が高い一市民として、StaceyさんはKiwiの若いユーザーの皆様をターゲットに、このパートナーシップを通じて何か特別なものを作りたい、と考えました。『Pick Up Quick!』 はいま広がりつつある「慈善活動としてのゲーム」の動きの一部であり、クリエイターたちがそれぞれのスキルを使ってコミュニティやチャリティ団体に貢献しようとするものです。そこにはKiwiの人たちがゲームでみる光景を自分ごととしてとらえ、彼ら自身が環境への影響を減らす策を考えるようになってほしいという願いが込められています。

クリエイティビティと変革の終わりなき可能性

『Dreams Universe』を通じて本当に見事な制作物をいくつも目にしてきましたが、なかでも『Pick Up Quick! 』はトップクラスであると思います。ゲームコミュニティの中で、環境問題に対する意識を高め、理解が促進されていくのは素晴らしく、ゲームの可能性を示しています。地球上のどこにいようとも、人々の環境に対する意識が高まり、よりクリエイティブに、より深く考えるようになることを願っています。

現在『Pick Up Quick! 』は『Dreams Universe』で遊ぶことができます。『Dreams Universe』は PlayStation®Storeでご購入いただけます。

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