SIEのインクルージョンとビロンギングに対する取り組み
ゲーム業界で働く女性をサポートする取り組みの進捗状況

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)では、何千人もの女性が世界中のコミュニティーに「遊びの喜び」を届ける仕事に携わっています。彼女らはストーリーテラーであり、開拓者であり、リーダーであり、様々な役割を担っています。SIEで働く女性たちはSIEにとって欠かせない存在です。彼女らの日々の業務への貢献や多種多様な経験は、私たちのビジネスだけでなく、ゲーム業界全体を前進させるような、没入感のある新たな体験を生み出しています。
昨年、私たちはジェンダーに関するデータを公開しました。そうすることで責任感を持って、変革を突き進める推進力となり、他の方も巻き込みながら、誰もが居場所を持つことができる世界の実現を目指しました。今年も「女性史月間」を祝福し、この1年間で行ってきたゲーム業界で働く女性をサポートする取り組みの進捗状況をご報告します。
SIEで働く人々
SIEで女性や少数派グループの社員と一緒に働く中で、多様性のある職場環境を作り、公平性を改善するというコミットメントは、私たちのビジネスと企業価値の中核にあります。

私たちが達成することができたジェンダーの多様性の改善は、私たちが正しい方向へ前進していることを意味すると考えています。昨年、プライオリティの一つとして掲げたとおり、SIEの人事チームは今後も多様な人材の確保に取り組んでいきます。特に部門長クラス以上の役職を持つ女性の割合が1.3%増加したことは非常にいい傾向です。未来の女性リーダーをサポートするためのメンタープログラムや女性リーダーシッププログラム、スポンサープログラム、そして社内の部門長クラス以上の女性リーダーによるフォーラムは、SIEの重要な取り組みとして引き続き注力していきます。
他にも社内でたくさんの前向きな取り組みが行われています。社員が自発的に運営するコミュニティグループ(eNet)*1は、多様性があり、一体感を持てるような文化を創造するための推進力になっています。その一つであるWomen@PlayStationは、2023年の女性史月間を祝福するために、今年の社内テーマ「#ThriveTogether」(共に成長する)に基づいて、バーチャルおよび対面でのイベントをいくつか企画しています。その一環として、ソニーグループ各社と共同で、企業をまたいで女性リーダーに集まっていただき、職場やそれ以外の場所でのジェンダーの平等について語るパネルディスカッションを開催しました。

次のステップ
まださまざまな課題が残されていますが、今年度刷新されたバリューの一つである「ワンチーム」の精神を大事にしながら、今後もSIEがより公平な職場になるよう取り組んでいきます。データ上では前向きな結果も出ており、業界水準に達してはいますが、さらに前進するためにやらなくてはいけないことが多く残されています。今回SIEは、長期的な「グローバルジェンダーゴール」を掲げ、2026年の3月末までの達成を目指します。この目標には社員全体における女性の割合を26.5%まで引き上げ、さらに役職を持つ女性(シニアディレクター以上)の割合も26.5%まで引き上げることが含まれています。
私たちは、社員の男女比が、全年齢層のゲーマーのうち48%が女性であると自認している顧客層の数値を反映することを目指していますが、多くの要因が社員データに影響を与えています。例えば、ゲームやテクノロジーの分野では女性の人材がまだ限られています。この現状こそが、私たちの取り組みやパートナー団体による、次世代の才能ある人材育成へのサポートが必要不可欠な理由です。その他の要因としては、戦略的買収などの外的な成長から、低い離職率まで様々です。
本記事でご紹介した長期目標はSIEにとって出発点であり、現実的かつ長い時間をかけて持続的な変化をもたらすことができる重要な目標です。私たちのゴールは変わらず、多様な考え方や経験を反映した人材を確保することで新しいキャラクターや独創的な物語を生み出し、SIE内に「ワンチーム」の文化を作り、最終的にはゲーム業界全体の「遊びの限界」を超えていくことです。
*1Employee Network (社員ネットワーク)の省略
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