キャリアモード:SIEインターンシップ卒業生の声

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、ゲーム業界でのキャリア形成を目指す優秀で好奇心旺盛な学生たちを、毎年実施している夏期のインターンシッププログラムに迎え入れています。SIEのインターンシップに現在参加されている皆さん、もしくはインターンシップへの参加に興味がある学生の皆さんは、インターンシップ終了後のキャリアパスについて、お考えになる思います。
今回は、そんな皆さんがお持ちの疑問にお答えするため、現在SIEで正社員として活躍している元インターン生たちに話を聞きました。彼らのバックグラウンドは、ソフトウェアエンジニアリング、マーケティング、ゲーム開発、アニメーション、クリエイティブプロダクションなど、多岐にわたります。現在、プラットフォームおよびスタジオビジネスグループの主要メンバーとして活躍する彼らから、これまでの経緯や、インターンシップでの経験がキャリア形成にどのように役立ったか、さらには、未来のインターン生へのアドバイスなどについて聞きました。重要な機能の開発にチャレンジしたい方、またはアートやゲームプレイを通して物語に命を吹き込む業務に携わりたい方など、これからゲーム業界でのキャリア形成を目指す方々は、元インターン生の皆さんの経験談やアドバイスをぜひ参考にしてみてください!
機会を捉え、つながりを築く
SIEでのインターンシップは、キャリア開発だけでなく、個人の成長にもつながります。私たちは、常に、新しく、多様な働き方を追求し続けることで、可能性の道を切り拓いていくことを目指しています。

2023 年にライブチームインターンとしてインターンシップに参加し、その後、San Diego StudioのコンテンツスペシャリストとしてSIEに入社したBrian Chanは、オープンでいることが重要だと言います。
「あらゆる機会をオープンに受け入れ、チーム内外を問わずできるだけ多くの人と出会うことが大切だと思います。私は、早い段階で貴重な人脈を築いたことで、インターンシップがより充実し、夏の間はあらゆるプロジェクトに参加することができました。」
オンタリオ州ウォータールー(カナダ)で 2 度のソフトウェア開発者インターンシップを経験したFarhan Nazeer は、 2024 年にソフトウェア エンジニア II としてSIEに入社し、自己不信を克服することができたと言います。
「リスクや失敗を恐れず、積極的に行動してみてください!きっと想像していた以上に多くのことを達成できるはずです。SIEで働き始めた当初は、自身を過小評価し、否定的に捉えてしまう“インポスター症候群”に悩まされました。しかし、最初は誰もが未経験からスタートするのです。努力を続け、チャンスを掴み、失敗を成長の糧とすれば、必ず大きな成果が得られます。」

記憶に残る瞬間とチームダイナミクス
インターン生から正社員になることは、新たな経験と責任をもたらしますが、これらは一人で実現できることではありません。私たちは、ワンチームとして互いを支え合い、SIEが「最高の職場」かつ「最高の遊び場」であり続けるうえで欠かせない多様な視点から学びを得ることで、クリエイティビティの限界を押し拡げています。

2022年のプロダクションインターンシップに参加したDaniel Garciaは、卒業後、アソシエイトプロデューサーとしてSan Diego Studioに入社しました。彼は、仲間と学び合える環境の素晴らしさについてこう語ります。
「豊富な経験を持つ人たちと肩を並べて働ける環境が重要だと思います。私は、知識豊富な業界のベテランたちと日々仕事をしています。いつでもチームメイトに連絡を取り、あらゆる課題やそれらに対する解決策について話し合うことができます。こうしたコラボレーションを、私はとても大切にしています。」
2023 年のパートナーマーケティングインターンであるニューヨーク出身のSara Shankar は、現在フルタイムのアソシエイトマーケティングスペシャリストとして働いています。彼女は、何百万人ものユーザーの目に触れるプロジェクトの数々に参加してきました。
「一つの経験談だけを選ぶのは難しいですね!これまで私は、映画、テレビ、音楽、そしてゲームと、夢のようなチームと一緒にさまざまなプロジェクトに携わってきました。なかでも特に印象に残っているのは、Rauw AlejandroとPlayStationのコラボレーションです。アイデアの考案からプロジェクトの実行まで携わり、このキャンペーンが何百万人もの人々の目に触れるまでを見届けるのは、本当に夢のような体験でした。」

SIEへの道のり:多様なバックグラウンドと共通の情熱
一人ひとり異なるSIEまでの道のりは、多様な経験やバックグラウンドを重視するSIEの姿勢を表しています。そんななか、私たちが共通して大切にしているものは、「情熱」です。情熱があるからこそ、共に成功を勝ち取り、新たな可能性を受け入れ、常に前進し続けることができるのです。

2023年度のキャラクターテックアートインターンであるColby Breitenbachは、Santa Monica Stuidoのアソシエイトキャラクターリガーとして入社しました。そんな彼がSIEに入社するまでの経緯は、異例のものでした。
「正直、 現実とは思えないくらいでした。SIEに応募したのは、ちょっとした思いつきで、応募は1日遅れ、テクニカルアートは独学。そのうえ、SIEが拠点としている西海岸とは反対の東海岸に住んでいたので、まさか連絡が来るとは思ってもいませんでした。私は、Santa Monica Studioのコミュニティー意識と野心的な姿勢にとても惹かれました。そして現在は、想像していた以上の経験ができていると感じます。」
2022年にプレゼンテーション&コメンタリーデザインのインターン生として参加したNoah McMillanは、現在、プレゼンテーションゲームデザイナーとして活躍しています。彼にとっては、人脈づくりが非常に重要だったと言います。
「とてもユニークな経緯だったと思います。私は、ゲームやテクノロジーに関しては未経験でしたが、人脈作りにとても力を入れました。特にLinkedInは最大限活用しましたね。チームメンバー以外の人たちにも積極的に話しかけるよう心がけ、誰もが温かく迎え入れてくれました。その結果、Padres(サンディエゴの野球チーム)の試合を観戦したり、同僚の野球チームに参加したりしました。このようなオープンな職場環境のおかげで、正社員としての入社はとてもスムーズで、楽しむことができました。」

インターン生から正社員となった彼らの経験は、SIE-PlayStationの一員になるまでの「正しい」道のりはないことを示しています。最も重要なのは、情熱、好奇心、そして学ぶ意欲です。コーディング、デザイン、マーケティング、クリエイティブなど、どのような職種においても、SIE-PlayStationでは成長し、活躍できる環境が整っています。
これからSIE-PlayStationで働く方、または入社を目指す方々は、ぜひ彼らのアドバイスを参考にしみてください。好奇心を持ち続け、ネットワークを広げながら新たな機会を受け入れ、チャンスを掴み、ゴールまでの道のりを楽しむことが大切です。その一歩一歩がどこへつながるかは、挑戦してみないと分かりません!
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