脚ロボットにおけるイノベーション
ねじりコイルばねを用いた双方向直列弾性アクチュエーター
2024年11月25日
SIEでは新たなエンタテインメントの可能性を探索するため、小型二足歩行ロボットの研究に取り組んでいます。ロボットに走る、ジャンプするといった躍動感溢れる動作を行わせるためにはアクチュエータの高出力化に加えて衝撃吸収能力をもたせる必要があります。
そこで本研究では、ねじりコイルばねを弾性要素として用いた小型直列弾性アクチュエータとそれを実装した1脚ロボットを開発しました。
バネにより着地時の衝撃を吸収しつつ、蓄えた弾性エネルギーを利用することで効率的な連続ジャンプ運動が可能になります。この研究は研究目的でのみで実施されました。
研究の全文を読むにはこちらをご参照してください(英語のみ)。https://arxiv.org/abs/2409.15791
こちらの研究論文はAI・ロボティクス分野のトップ国際学会「IEEE/RSJ International Conference on Intelligent Robots and Systems (IROS) 2024」において採択されました。